~中間支援、組織評価、社会資源開発、調査研究及びコンサル機能を一体的に~

 「市民の寄付をはじめとした民間等の資金をより有効に活用する『新しいお金の流れ』を生み出し、非営利組織や市民団体の活動を支える仕組みをスタートさせたい」というきょうと NPO センターの中期的戦略構想に基づき、「信頼性のある公益性の高い NPO」を可視化させていく仕組みの一翼を担うために「一般財団法人社会的認証開発推進機構」を構想し、市民ファンドの両輪的な機能として 2011 年に設立しました。

 同機構 AAC では、現在、支援者や協働者の側が公益活動を行う組織・団体に求める 50 項目の評価基準を設定、その基準に基づいて専門性を有する第三者が訪問調査を行い、客観的な信頼の認証 (第三者認証 ― ステップ 3) を行うシステムとしました。認証情報は公開し、その信頼を可視化、広く流通させることで、認証の有用性を担保させています。
 本システムは、NPO や市民活動団体の活動の善し悪しを、行政目線だけで判断するのではなく、「市民社会固有の装置」として有効に機能させていく必要があります。信頼できる団体を支援したい、信頼できる NPO と協働したい』という声にこたえ、『信頼』の共有による『成果』を実感できるようにしたいと考えています。