2012年12月1日(土)・2日(日)に京都府立大学で行われる「第13回日本評価学会全国大会」において、「NPOの評価」に関するセッションを実施します。本セッションは、当機構の平尾が座長として担当させていただきます。

ご関心のある方はぜひご参加ください。(以下、内容)

 

「非営利組織における評価の現状-広義及び狭義のNPOに対する評価活動の実践等から」

社会福祉基礎構造改革以降の措置から契約、事前規制から事後規制の流れの中で、広義のNPO(社会福祉法人等)に対する第三者評価がスタートした。これは、「サービスの質の向上」を目指し、また「利用者の選択に資する情報のひとつ」として機能設計されたものであり、主としてフォーマルサービス(制度事業)を提供する主体に対して第三者が行う評価事業となった。1998年12月1日に通称NPO法が施行され、許認可主義ではなく認証主義において法人格を取得したNPO(もっとも狭義のNPO)や任意団体として活動しているNPO(狭義のNPO)においても、社会の多様なニーズに対応し、公益性の高い事業が行われるようになった。では、狭義のNPOに対しては何を評価し、何を目指すべきなのであろうか。本セッションにおいては、現在行われているNPO評価の先行研究・実践事例の報告を受け、現状における成果や課題を共有する場面としたい。

【報告者】

:秋元正保 氏(京都介護・福祉サービス第三者評価等支援機構幹事)

「福祉サービスの第三者評価の取組みについて」

:田中弥生 氏(独立行政法人大学評価・学位授与機構准教授)

「エクセレントNPOの取組みについて」

:平尾剛之・座長(一般財団法人社会的認証開発推進機構理事/事務局長)
「社会的認証システム-第三者認証(ステップ3)の取組みについて」

 

詳細は日本評価学会ホームページからご確認いただけます。

http://evaluationjp.org/activity/index13.html