2日間に渡って、京都府立大学公共政策学部の講義に参加させていただき、7月9日に開催される設立記念シンポジウムの告知を行ってきました。

1回生から3回生までの「公共政策論」「自治体政策特殊講義」「まちづくり論」「市民参加論」の講義でした。昨年私が受講していた講義もあり、大学の先生方から自分のご紹介もしていただきました。

大学の教壇の上から話すことは初めての経験で、少し緊張しましたが、公共政策学ぶ学生の方々にはこのシンポジウムに是非お越しいただきたいという気持ちを持って臨みました。

話したポイント:

・非営利組織(NPO法人)の数は現在全国で?京都では?また超党派にてNPO法改正があったこと。

・増え続ける非営利組織。頑張っているところを「根拠を持って」頑張っているとする必要性について

・本機構の事業をわかりやすくたとえると、ラーメン屋さんに入って、ラーメンを食べて「美味しい」「美味しくない」で評価するのではない。行ってラーメンは食べない。ラーメン屋さんの開所時間は?衛生はどうしているのか?このラーメンの素材は?消防法は?などなど。それができていないから「ダメ」ではない。第三者評価にて、できていないところ、良いところの「気づき」のきっかけとすること。

・「格付け」「監査」ではなく「ホワイトリスト」「エンパワメント」について。

・評価認証後は社会資源のメリット(ファンドレイジング=資金調達)等を促すとともに、伴走型で私たちとともにそれを構築していきたいということ。(ピアレビュー型)

・機能性の高い中間支援団体として、京都発、全国初。ステップ3は非営利組織の成長戦略としての一環であるということ。

・アメリカでは就職ランキングにて、NPO法人が上位にあること。たとえば現在ハーバード大学を卒業し、教育系NPOに就職する方もいる。(企業、お金よりやりがい、社会貢献を求める学生や社会人が近年増えてきている現状)

・田中弥生さん、ピーターFドラッガーについて(映画「もしドラ」の話題から)

 

講義でのシンポジウム説明、チラシ配布を快く引き受けていただきました京都府立大学公共政策学部、青山先生、窪田先生、本当にありがとうございました。

社会的認証開発推進機構

岩本